盛心塾NYについて
概要
盛心塾NYは、2019年末をもって解散したNPO団体・盛和塾NYから名称を変更して組織された団体です。
もともとは1983年、京都の若手経営者が京セラ(株)の稲盛名誉会長から人としての生き方[人生哲学]、経営者としての考え方[経営哲学]を学ぼうと集まった自主勉強会、盛和塾に端を発しています。真剣に学ぼうとする塾生と、それに応えようとする稲盛塾長が互いに魂の火花を散らす人生道場、それが盛和塾でした。また塾生同士の切磋琢磨の場として、世界各地の団体に多くの若手経営者が熱心に集まっています。
2019年末をもって盛和塾は解散となりましたが、稲盛和夫氏の経営哲学を学ぶ場がなくなってしまうのはあまりにも残念であるとの思いのもと、日本と海外の多くの旧盛和塾塾生が、引き続き稲盛経営哲学を学ぶ場をつくっています。盛心塾NYは、その中の元盛和塾NY支塾がもとになっています。
- 発足
- 2003年11月(盛和塾NYとして)
- 名称変更
- 2020年より盛心塾NY
活動内容
毎月の月例勉強会では、以前の盛和塾と同様に、稲盛和夫氏の経営哲学を学ぶため、これまでに発行された本やDVDなどを教材として勉強会を開いています。勉強会のあとには「コンパ」と呼ばれる、お酒を飲みながら勉強会の感想や自らの経営について情報交換をする会を行い、さらに学びを深める場となっています。月例勉強会のほかにも、塾生だけが参加できる個別の勉強会を有志のメンバーで開いています。
- 月例勉強会(日本語)
- 月例勉強会(英語版)
- 機関誌マラソン:毎週、盛和塾の機関誌を読んで感想を提出するグループマラソン(1〜5班)
- リタックス:毎週、お互いの経営内容を発表し合い、PDCAを回す会(1〜2班)
- 特別勉強会
- 米国内の塾生、日本の塾生も参加する北米伯合同勉強会
稲盛和夫氏について
1932年1月、鹿児島市生まれ。1955年に鹿児島大学工学部を卒業し、京都で就職。1959年4月、知人より出資を得て、資本金300万円で京都セラミック株式会社(現・京セラ株式会社)を設立。ファインセラミックスに関する技術開発力をもとに、ICパッケージをはじめ各種電子部品、産業用部品などのメーカーとして急成長させ、通信機器、情報機器、カメラ、宝飾品などの製品群を持つ世界有数の優良企業に育て上げました。
1984年には電気通信事業の自由化に即応してDDIを設立。国内の長距離電話の低料金化を実現するとともに、1987年から移動体通信事業を行うセルラー電話会社8社を次々と設立し、全国を網羅する通信ネットワークをつくり上げました。2000年10月、KDD、DDI、IDOの合併により(株)ディーディーアイ(KDDI)を設立し名誉会長に、2001年6月に最高顧問に就任。
1984年には私財を投じて稲盛財団を設立し、同時に国際賞「京都賞」を創設。毎年11月に、先端技術、基礎科学、思想・芸術の3部門で人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰しています。ボランティアで経営塾「盛和塾」の塾長として、経営者の育成に心血を注ぎました。
2010年2月、経営破綻した日本航空の会長に就任し、同社の再建を指揮しました。2019年末に盛和塾を解散。2022年8月24日、90歳で逝去。
関連リンク:京セラ「創業者 稲盛和夫」(英語版) (日本語版)
主な著書
- 心を高める、経営を伸ばす(1989年 PHP研究所)
- 新しい日本、新しい経営(1994年 TBSブリタニカ)
- A PASSION FOR SUCCESS(1995年 米国マグロウヒル社)
- 哲学への回帰(梅原猛氏との共著)(1995年 PHP研究所)
- 成功への情熱(1996年 PHP研究所)
- For People and For Profit(1996年 講談社インターナショナル)
- 日米対話(堺屋太一氏との責任編集)(1997年 PHP研究所)
- 敬天愛人(1997年 PHP研究所)
- 二十一世紀に伝えたい日本の心(佐伯彰一氏、土居健郎氏、長谷川三千子氏との共著)(1997年PHP研究所)
- 日本への直言(1998年 PHP研究所)
- 実践 経営問答(1998年 PHP研究所)
- 人生と経営(1998年 致知出版社)
- 21世紀 日米共生の時代(稲盛和夫責任編集)(1998年 PHP研究所)
- 稲盛 和夫の実学(1998年 日本経済新聞社)
- 代表的日本人(監訳)(1999年 講談社インターナショナル)
- 日本復活(1999年 中央公論新社)
- 稲盛和夫の哲学(2001年 PHP研究所)
- ガキの自叙伝(2002年 日本経済新聞社)
- 徳と正義(2002年 PHP研究所)